NISA枠で資産を増加させる戦略

投資

こんにちは!今日は資産の増やし方を考えたいと思います。
お金を増やすためには、フロー(給料)を増やす、資産を築く(宝くじなど)、資産を増やす(資産運用)が必要になります。このうち、フローを増やす/資産を築くは少し不確実な要素が多いため、資産を増やすことに念頭を置くことが現実的な路線になるかと思います。

ここでは、NISAを使用した資産の増加戦略を確率し、実際に運用成果を報告していきたいと思います。

NISAとは?

まず、NISAとは何か?についてはこちらの記事でご確認ください!

NISAとは? : 金融庁
NISA(少額投資非課税制度)のしくみや投資について基本から解説します。NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。

簡単に言えば、年間120万円分投資した分の成果(配当、値上がりによる売却益)については、課税されないということです。通常であれば、成果について約20%税金を持っていかれるので、なかなかお得な制度ですね。

なぜNISAがそんなに浸透していないのか?

NISAはお得な制度です。ではなぜそこまで浸透していないのでしょうか?
理由は3つあると思います。

①そもそも手続きが面倒くさい

②投資は怖いという先入観=損したくない

③何に投資をすべきかがわからない

①そもそも手続きが面倒くさい

確かに口座開設までにいくつか手間を要します、、
但し、今ではネットで申し込みが完了するところも多いです。身分証明書もスマホで写真をアップロードすれば完了しますので、従来に比べて大幅に手間は減っていますね。

おすすめの証券口座は別途記事を書きますので、そちらをご覧ください。

②投資は怖いという先入観=損したくない

投資を始めたことがない方にとって、投資の恐怖はあると思いますが、以下の表をご覧ください。

還元率
パチンコ80-85%
競馬70-80%
競艇75%
宝くじ46%

上記のギャンブルをやった経験はあると思いますが、いずれも運良ければ勝てる可能性があるものの、理論的には100%を下回る還元率になっています。
つまり、ほとんどが資産を減らすことになります。

では株式の場合はどうでしょう?みなさん株式投資を考える際にはキャピタルゲイン(市場での株式の値上がり)をイメージするため、損するリスクが際立ちますが、株式投資にはキャピタルゲインだけではなく、インカムゲイン(配当や株主優待)もあります。そのため、キャピタルゲインの変動率が低く、かつインカムゲインの還元率を求めさえすれば、資産を増加させられる可能性が高くなります。
ギャンブルをやるよりは損する確率は低いと言えます。

投資の考え方(キャピタルゲインの変動率が低く、かつインカムゲインの還元率を求める)については、後述します。

③何に投資をすべきかがわからない

株式については、相当数の株式があります。株価の変動が乱高下するものもあれば、全然動かないものもあります。
株式投資初心者の方は何に投資するべきかがわからなくなってしまう、理由の一つは株式投資の方針がないからではないでしょうか。
私がおすすめする投資については、「NISA枠を最大限活用し、リスクを最小化した投資」です。ここでは、短期の株式の変動はあまり期待せずに配当利回りがよく、NISAが終了する5年後に株価が増加する見込みが高い株式の見つけ方を考えていきたいと思います。

NISA枠でどの株式を狙うのか?

私のおすすめは投資信託には投資せず、個別銘柄のみに投資する戦略です。
NISA枠は120万円ですので、投資できたとしても日本株であれば、2〜5銘柄程度でしょうか。具体的には下記の方針で株式をスクリーニングしていきたいと思います。

①単元株が100万円以下の株式をスクリーニングする

②配当利回りを把握する

③ROEを把握する

④PERを把握する

→ここまではどの証券会社でも株式検索ツールがありますので、ツールを使って検索します

⑤IRを確認し、配当方針及び資本コストを意識した経営をしているか確認する

⑥理論株価を把握する
(GMOクリック証券のツールが企業価値を基にした株価算定のためおすすめ)

以上の情報を基に銘柄を絞り込んでいきます。具体的には④まではどの証券会社でもツールを使えば検索可能ですので、まずは情報の抽出を行い、⑤、⑥につなげていきます。

一番重要なことは、短期的なキャピタルゲインを望まないことです。そのためには、将来成長性を反映させる必要があり、⑤の分析で市場の状況/ポジショニング/資本コストを意識した経営が大切になります。

少し専門的になってしまうため、⑤を避けたい場合には、⑥の理論株価を利用する手法も考えられます。理論株価の算出方法は複数ありますが、NISA期間(5年を)での長期保有を考えている、「長期的な企業価値を反映する株価」を算定する必要があります。詳細な記載は避けますが、GMOクリック証券の理論株価はこの長期企業価値を反映した株価に近い計算方法をとっていますので、理論株価と比較して割安になっている株式を選択するいうのも一つの手ですね。

※資本コストがなぜ大事かは過去記事をご覧ください。

今後、株式分析でどういう株式がNISAでの投資に適しているか記事を上げていきますね。

まとめ

資産運用を行うためには、自分で動くしかない時代になっています。銀行金利は低く、ギャンブルにも期待はできません。その中で、税務面で免除があるNISA(iDecoとかもおすすめです。考えは同じ概念で投資するのがいいでしょう)を使うことは資産を構築する上で最も有効な手であると言えますので、一緒に資産形成をしていきましょう!

投資を行うためのステップ

①証券口座を開設しましょう
→家にいながら郵送不要で完結できる時代です!

②目的を持って投資しましょう
→しっかり考えれば、リスクは低減できます!

③今やらなければ一生やらないでしょう
→まずはやってみる第一歩が重要です!

以上になります。お読みいただきありがとうございました!

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