こんにちは!本日は東京エレクトロン株式会社の分析を行います!
過去の記事は↓をご覧下さい!
東京エレクトロン株式会社は半導体装置の製造・開発の会社です。私達の手許にある製品というよりは、その製品を利用して、私達の暮らしが豊かになっていると言う社会的に重要な会社ですね。
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それでは分析を行っていきます!
東京エレクトロン株式会社の状況について
株価サマリ
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好調な業績が続いているため、業績は増加しています。2016年から比較すると2年間で2倍まで株価は上がっています。
直近では、コロナ禍でも好調な業績(上方修正)の影響で2020年に入ってからは株価はさらに増加している状況です。
もう少し株価が低ければ流動性が高まりさらに株価は増加するのではないでしょうか。分割したら欲しいですね。。
また、半導体市場は中長期的には増加トレンドであるものの、世界の大手企業の株価が下落した場合にはつられて株価が連動して減少することもありますが、最終的には適正水準に戻っているため、一喜一憂せずに保有することが重要かもしれませんね。
企業価値の増加要因
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ROEは資本コストを大きく上回る水準です。この水準は20年3月期だけでなく、過去から継続しているので、驚異ですね。。
驚異のROEが何であるかを企業価値の源泉は何か?と言う視点で分析しました。
まずは市場です、市場の状況はものすごくポジティブな状況と言えます。半導体市場は5Gnの導入、8K放送など今後も様々な広がりが想定されます。14年〜18年の市場は1.7倍に増加しているため、今後も成長市場と言えるでしょう。
次にポジションです。ポジションは世界で4位の位置につけています。日本で言えば1位です。市場がポジティブな状況で、市場ポジションの良さが掛け合わせると、資金力もあり、市場の増加の伸びが追い風になり今後も期待できるのではないでしょうか。
さらに、技術的優位性ですが、半導体装置の連続する工程のすべてで製置を作っている世界で唯一の会社であることが強みであるため、今後技術的方向性が変わったとしても変化に対応できる点が強みと言えるのではないでしょうか。
また、今後の財務モデリングも明示しており、配当の方針及び今後の成長投資の額も明確にしているため、安心できる経営が今後も続くのではないでしょうか。
業績の状況
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業績は堅実に増加しています。2020年3月期は一時的に減少しいていますが、2021年3月期は2019年3月期を超える水準であることが予想されており、心配するほどではないでしょう。
利益率も下落したものの、2020年3月期も20%以上を維持しており、これで不調だと言われると酷な水準ですね。
企業価値のついての総論
今後も株価の上昇は期待できるが、競争力の源泉は今後も継続できる見込みであり、市場の成長可能性を加味すると、大きく企業価値が下落する見込みは低いのではないでしょうか。
おすすめ度:A
ROEの高さが魅力的でしょう。このROEの高さは市場の成長具合、当社のポジショニングから考えても一過性ではなく、今後も伸びが嫌いできるのではないでしょうか。
但し、現在1単元を取得するためには300万円超の資金が必要であるため、一般の投資家はなかなか手が出ない状況となっています。。
もし、分割すると言うニュースがあった場合にはぜひ取得したいなと思います。
以上、お読み頂きありがとうございました!